ペイントでフレンチシャビーを目指す
今回リメイクするのは、アンティークショップで購入した手作りのボックスです。
このままでも白木の味わいが素敵ですが、深い色味のフレンチシャビーを目指してみましょう!
塗装前の準備
汚れてもいい恰好、用具を揃える
今回使用するのは、
- 自然塗料 ユーロ(ウォルナット)
- ターナーミルクペイント(アーミーグリーン)
- 塗料を乗せるパレット(紙コップや紙皿でもOK)
- ウエス(古布)
- 水性塗料対応の刷毛
- 目が粗めの紙やすり
以上です。
その他、手袋やエプロンなど汚れてもいい恰好で、換気を十分にして行ってください。
全体をやすりがけする
塗装前には下準備が大事。必ず、全体をやすりがけしましょう。
やすりで木肌の目を立てることで、塗料の接着力がアップします。
下地になる色を塗る
自然塗料ユーロを塗る
塗料を少量パレットや紙コップに開け、まんべんなく刷毛で塗っていきます。
今回使用する塗料は浸透性があるので、木に染み込んで着色するようなタイプです。
一度塗ったら5分~10分程度乾燥させ、ウエス(古布)で塗料を拭き取ります。
一度塗の色味で仕上げたいときはこれで完了です。今回はもうすこし塗料を浸透させたかったので、2回塗りを行い、半日程度経過した後にウエスで拭き取りました。
今回は使用した塗料は原料にアマニ油を使用しているため、塗料が染み込んだ布などを放置すると、自然発火する恐れがあります。
ビニール袋に水を入れ、その中にウエスを浸しておくようにしましょう。そのまま、可燃ごみとして処分してください。
ターナーミルクペイントを塗る
ターナーミルクペイント アーミーグリーンを塗る
しっかり塗料が乾いたか確認したら、あえて塗りムラができるよう、ラフにペイントしていきます。
シャビーな感じを出すため、あえて水を多めに溶かし、シャバシャバな塗料をつくって塗るのがポイント。
乾くとこんな感じ。
細かい部分まで塗らず、ところどころムラが残っています。
紙やすりで塗料をはがす
塗料が乾いたか確認したら、荒めの紙やすりを使って塗料をはがしていきます。
今回は下地に油性の塗料を使ったので、簡単に表面をはがすことができます。
エイジング加工は、古びたときにどういう塗料の剥がれ方をするのか想像しながらやすりがけします。
例えば手すりなど、人の手が触れそうなところは入念にやすりがけすると雰囲気がでます。
フレンチシャビーな雰囲気のボックスに!
味わい深いボックスが完成しました!
どんなものを入れようか、わくわくしてきますね。
みなさんもぜひ、エイジング加工にチャレンジしてみてください!