顔料

顔料には、無機顔料と有機顔料があります。無機顔料は鉱物から作られ、落ち着いた色調が特長です。耐候性や耐薬品性に優れており、隠ぺい力も高いです。一方、有機顔料は石油から作られ、多様な色彩と鮮やかな発色が特長です。

樹脂

代表的なものとして、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の4種類があります。アクリル塗料は手軽で低価格な一方で、耐久性は低い点がデメリットです。ウレタン塗料は耐久性が高く、木部や細かい箇所の塗装に適していますが、気温や湿度の影響を受けやすいです。シリコン塗料は外壁や屋根の塗装に使用される場合が多く、耐候性の高さや紫外線に強い点が特長です。フッ素塗料は非常に耐久性が高いため、価格も高くなります。

希釈剤

希釈剤には水性と油性の2つがあります。水性塗料はニオイが少なく環境にやさしいという特長があります。また、塗った後の道具を水で洗えるのもポイントです。油性塗料は耐久性があり発色性がよいです。さらに、乾燥すると塗り跡が目立たない平滑な塗膜を作ります。

液型

液型には1液型と2液型の2つがあります。1液型塗料は主剤が1つだけのため、すぐに使用できます。2液型塗料は主剤と硬化剤が別々になったタイプで、塗装する直前に2つを混ぜ合わせることが必要です。硬化後は、強固な塗膜を作ります。ただし、作り置きや保存ができないため、使い切らなければなりません。

有限会社北海屋では、プロが使用する塗料・塗装用具を業者の方・一般の方に販売しています。高度な技術力や、正確な調色精度、豊富な知識によって、こだわりぬいた商品をご提供することが可能です。費用や量など、塗料についてご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

樹脂の種類

アクリル樹脂

アクリル樹脂は温度や湿度の変化に対して高い耐性を持っています。加工も容易であるため、ボールペン、コップ、電子部品など多岐にわたる製品に利用されています。

ウレタン樹脂

ウレタン樹脂は、ポリオールと硬化剤を組み合わせることで多様な特性を持つ塗料へと変わります。この多用途性が、ウレタン樹脂の大きな魅力といえます。

シリコン樹脂

シリコン樹脂は、耐用年数と価格のバランスが良く、耐候性や耐水性に優れているため、外壁塗装において広く使用されています。

フッ素樹脂

フッ素樹脂は価格が高めですが、耐久性や耐天候性に優れており、その長い耐用年数により、塗り直しの回数を減らすことができます。

こちらでは、4つの樹脂とその特長をご紹介しました。この4つの樹脂は、アクリル樹脂＜ウレタン樹脂＜シリコン樹脂＜フッソ樹脂の順に耐候性が高く、値段も耐候性に比例して高くなる傾向がありますので、予算や希望する仕上がりによって選ぶことがポイントです。

ウレタン塗料のメリット

汎用性が高い

ウレタン塗装は、外壁や屋根だけでなく雨樋や軒など様々な箇所に適用できることから、長年にわたって職人たちに親しまれてきました。その汎用性の高さから多くの塗装業者の方が扱いに慣れていますので、安心して施工を任せやすい点もメリットといえるでしょう。

種類が豊富

ウレタン塗料は長く人気があり、市場には様々な種類が販売されていますので、選択肢が豊富です。また、耐久性を向上させたものや防カビ性能を強化したものなど、様々な機能を持つ商品が提供されています。

施工費用が比較的安い

ウレタン塗装は他の塗料と比較して施工費用が安めであることが多いです。特にウレタン塗料とフッ素塗料を比較すると、施工コストに大きな差が出ることもありますが、フッ素塗料は耐久性が高いという利点があります。予算や求める仕上がりを考慮しつつ、最適な塗料を選定することが重要です。