塗料の調色とは?必要な道具やステップを解説!
外壁に適切な色を塗るために、塗料の調色が必要となることがあります。調色とは何か、やり方がわからないとお悩みの方に向けて基礎知識を解説していきます。有限会社北海屋は、日本ペイント株式会社など様々なメーカーの塗料を販売する会社です。
塗料の調色とは?日本ペイント株式会社などの商品を提供
調色の定義と重要性
外壁塗装では、メーカーの既存色を塗装する場合が多いです。ただし、以下のケースでは色の調整が必要になることもあります。
- 自分の好みに合わせた色の濃さや淡さにしたい場合
- 補修のため、現状に合わせた色にしたい場合
調色とは、塗装する対象物に最適な色を塗るために、基本となる色を混ぜ合わせ、微妙に色調や濃淡を調整することを指します。顔料が色鮮やかな塗料は、メーカーによって調色されることが一般的です。今回、私たちがご紹介するのは、特に淡彩と中彩に焦点を当てた調色工程です。これにより自分の好みや用途に合わせて、幅広い色の選択肢を得ることが可能となります。
調色の工程
当社での調色工程についてご紹介します。こちらでは、建築用水性塗料の調色工程を紹介します。
1.配合レシピを探す
まず、日本塗料商業会の色見本帳から希望の色に近い色を探し配合レシピを調べます(販売店がアクセスできる配合レシピのサイトがあります)。
2.塗料を小分けにする
ベースとなる塗料を小分けにします。
3.混ぜる色材を準備する
ベースに混ぜるために必要な塗料を準備します。こちらは専用の機械に入っており、決まった量を正確にベース塗料へ投入することができます。正確に量を調整するため、事前にこの機械のノズルに残った塗料を吐き出させます。
4.ベースの塗料に調色用塗料を入れる
小分けしたベースに調色用の塗料を入れます。
5.攪拌する
16kgなどの一斗缶で大量に調色する場合は、専用の撹拌機を使用します。
6.色を確認する
塗料を白い紙に塗り、乾燥してから色の確認をします。乾燥後に色合いが変化するため、必ず乾いた状態で色をチェックします。
7.必要に応じて調整する
見本の色と比較して、色が薄い・濃い・色味が足りないなどがあれば、塗料を少量足して微調整をします。調整後、再度白い紙に塗り乾燥させて色を確認します。これを繰り返して見本の色に近づけていきます。
調色のポイントと留意事項
調色の注意点をご紹介いたします。
自然光で色を確認する
自然光の下で色を確認することが重要です。人工照明下では色味が異なって見えることがあります。
試し塗りの際には十分に乾燥させる
塗料は液体と固体の組み合わせでできており、乾くことで色味が変わります。試し塗りをする場合は、完全に乾くまで待ってから色を確認することが重要です。
見本と実際の壁面の塗装色が異なって見える理由
塗装色が見本と実際の壁面で異なって見える原因は、光の影響、塗膜の光沢、壁面の凹凸の違い、周囲の色との相互作用、面積効果などが考えられます。特に外壁塗装の場合、面積効果によって色が異なって見えることがよくあります。
面積効果とは、面積の大きさによって人間の色の見え方が変わる現象であり、明るい色は大きな面積のほうが明るさと彩度が高く感じられ、暗い色はより低い明度に見えてしまいます。そのため、外壁塗装や屋根塗装の色を決める際には注意が必要です。
有限会社北海屋は、日本ペイント株式会社など様々なメーカーの商品を販売する専門店です。また、お客様のご要望をお伺いしたうえで、適切な調色を行います。ご希望の方は、日塗工での色番号指定のほか、塗りたい面の外壁をはがしたものなどをご持参ください。
調色のご依頼に対応可能!
調色とは、目的に応じて特定の色を作り出す行為のことです。塗料においては、塗装する対象物に最適な色を塗るために、基本となる色を混合し、微妙に色調や濃淡を調整します。
塗料の調色をご希望の方は、有限会社北海屋にご相談ください。建物はもちろん、車関係の調色にも対応可能です。
塗料についてのお役立ちコラム
塗料調色のプロに依頼するなら有限会社北海屋
会社名 | 有限会社北海屋(HOKKAIYA CO.,LTD) |
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